モアレとは画像を構成している網点(画素)がずれることにより、波紋のような縞模様が意図せず発生する現象を指します。
フランス語のmoiré(モワレ)が語源であり、日本では「干渉縞(かんしょうじま)」とも呼ばれます。
網点を重ね合わせ色の濃淡を表現するオフセット印刷で特に発生しやすい現象であり、若干の角度のずれにより網点同士が干渉、重なることでモアレが起こります。
「縦横比を無視して無理やり画像を引き伸ばす」「解像度の低い画像」の使用はモアレの原因になるため、できる限り適正な解像度と表示したい画像サイズよりも大きい画像を用意することが大切です。
特に拡大縮小は画像に※アンチエイリアスがかかる影響で、画像の一部がぼやけてモアレ発生の最大の原因になります。
万が一モアレが発生してしまった場合はPhotoshopなどの画像処理ソフトにてフィルター機能を使い、要素をガウス処理でぼかす。解像度を上げる。などで対処しましょう。
※(要素のギザギザした箇所(ジャギー)を目立たなくするために中間色を置き境界をぼかす機能のこと)
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