白銀比とは、「大和比」とも呼ばれる、日本で特に好まれる比率のことを指します。
その比率は「1： 1.414（5：7）」であり、日本最古の木造建築である法隆寺金堂や五重塔、伊勢神宮、最近ではスカイツリーの全高から見て第二展望台の高さが白銀比に当たるなど、日本では古くから大工の間で「神の比率」と呼ばれ親しまれています。
昨今では特に2等身のキャラクターデザインに愛用されており、日本を代表する漫画やアニメキャラクターたちの多くは等身比率がおよそ白銀比とされています。
シャープな縦長な黄金比に比べ、白銀比の少し潰れたような、やわらかくコンパクトな印象は日本人に好まれる傾向にあるようです。
可愛らしさや和の雰囲気を作りたい場合は白銀比を使用すると、黄金比とはまた違った印象が作れますのでぜひお試しください。

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